推し活の周辺ついて語るブログ

推し様素敵!格好いい!大好き!という話は別の場所でしているので、ここでは推し活そのものからちょっと外れた話を書き散らしておきます

推しへの祝花が迷惑になってないかと不安な話

私にはここ8年ほど推している人がいます。最近、推しに祝花(フラスタや楽屋花)を贈ることにハマり、贈れるイベントでは毎回贈っています。贈る行為自体はとても楽しくて幸せなのですが、同時に「ファンから贈られる祝花を推しは迷惑に感じているのではないか?」という不安をいつも抱えています。理由は、推しは祝花について一切触れないからです。

 

私の推しはSNSをやっていません。X(旧Twitter)もInstagramもFBもLINE BLOGも何もやってません。なので、ネットを介しての反応が無いことは初めから分かっています。気にしているのは、ライブのMCやイベントのトークなどリアルの場においても全く話に出さない点です。私はまあまあな割合で推しの出演イベントに参加していますが、今まで推しが花について話しているのを聞いたことはありません。

 

推しはファンに対してよく感謝の言葉を口にしてくれる人です。イベントに来てくれてありがとう、配信を見てくれてありがとう、作品を愛してくれてありがとう、(ライブTシャツを着てる人を見て)グッズを購入してくれてありがとう、(昔のTシャツを着てる人を見て)長いこと大切にしてくれてありがとう、などなど...。 ありがとうと言ってくれたことを挙げていったらキリがないほどです。

特に気に掛かるのは、ファンレターに関してはとても喜んで、嬉しいと言ってくれることです。祝花もファンレターも運営にお金が入らない点や、ファンが勝手に思いの丈を形にしている点は共通していますが、推しの中では明らかに扱いが異なります。何か理由があると思うのです。

 

祝花に関して言及しない、少なくとも歓迎的ではない理由は何でしょうか。

・受付や管理など、運営に負担が掛かる

・公演のイメージに合わないお花が贈られる可能性がある

・祝花に掛けるお金があるならグッズを買ってほしい

・言及することでファン同士の競争が起きるのを避けたい

・知らない人から高価な物を貰いたくない

・大量に廃棄されるお花が可哀想

・花に興味が無さすぎてそもそも視界に入ってない

etc...

私が想像できる理由はこれくらいですが、推しの考えに合ったものがあるかは分かりません。全く別の理由なのかもしれません。いずれにせよ、何か理由があって言及を避けているのではないか、お花に対してネガティブな印象を持たれているのではないかと不安なのです。

 

じゃあ推しにどうしてほしいのか、迷惑だとはっきり言ってほしいのか?と問われれば、答えはNOです。いくら覚悟してても確実に凹みますし、立ち直るのに時間が掛かりそうです。推しはオブラートに包んだ言語表現が得意(?)なので、伝えるなら柔らかめに伝えていただけたらありがたいです。

また、仮に迷惑に感じている訳ではなかったとして、御礼を言ってほしいのか?と言われると、それも異なります。もちろん言われたらその瞬間は天にも昇るほど嬉しいと思います。でも次のイベント以降、多くのファンから贅を極め粋を凝らした祝花が届けられるようになり、私の平凡なでささやかなお花は埋もれてしまうでしょう。色々グタグタ書いてはいますが、根本的には推しに喜んでもらいたい、きれいなお花を見てリラックスしてもらいたいという思いで贈っているものです。他の方から沢山のお花が届くならその目的は充足されていることになり、もはや私が贈る意味は無くなってしまう訳です。

 

結局、私は現状維持が良いのです。迷惑かもしれないと後ろめたく思いながらも、明確に拒絶されていないのを良いことに、お花を贈る楽しさを享受していたいのです。それが差し引きして最も幸福度が高い状態だから。唯の我が儘ですね。

 

ファンから祝花を贈るという行為は、ここ10年ほどで活発になった印象があります。新しい文化ですからルールもマナーもまだ流動的で、この流れがいつまで続くかは不透明です。近い将来に禁止になっても不思議ではありません。せめてそれまでの間、黙認していただけたらありがたいと思う限りです。